台風15号情報 2003.9.22
965hPs 最大風速35メートル、この程度ならひどい被害はないだろうと考えていましたが、夜中になって近年にない風が猛烈に吹き始め、なんと最大瞬間風速59.5メートル。一夜明けてみると、そここに屋根がめくれた家や壁が剥がされた家が、、、。
後日報告(10月4日)
地元新聞社、南海タイムス10月3日発行の記事によりますと、被害総額は8億2401万円で、その内農業用ハウス被害額が5億円以上をしめています。(農業関係被害額は下記)
全壊 半壊 被害額
パイプハウス 86棟 54棟 2億 842万円
ファイロンハウス 2棟 3棟 6846万円
ラスハウス 10棟 9棟 4780万円
上記ハウス被覆材(363棟分) 1億8426万円
農業用倉庫(7棟) 1190万円
農産物被害(調査継続中) 7945万円
尚、家屋被害は住宅全壊6棟、半壊20棟、一部破損146棟、倉庫・ガレージなど64棟が破損となっています。
後日報告(9月28日)
私が八丈島で何かとお世話になっている農家Kさんも今回の台風で2000坪以上のパイプハウスが全壊・半壊する大きな被害を受けました。中之郷地区圃場の20棟近いハウスも殆ど全壊・半壊(写真左上)、ハウスの天井部分が地面に着くほどに押し潰されているものもあり、風の物凄さがうかがわれます(写真左下)。中に植わっていた出荷前のドラセナ(観葉切り葉)等も葉が傷付き殆ど全て出荷不可能となっていました(写真右下)。施設被害、作物被害、復旧人件費などを計算すると大変な損害です。
(画像をクリックすると拡大されます) 左上写真大画像(1024ピクセル、120kバイト)
後日報告(9月25日)
ある園芸グループの会合での話しでは、正式に被害報告はまとまっていないが、全壊、半壊のハウスは百数十棟10,000坪以上かもしれないとのこと。ビニールが剥がされ、中の農作物の被害を入れれば、殆どの農家は被害を受けたと思われます。
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