6月


                                   5月の記録

2000年9月全島避難で住み慣れた三宅島を後にし1年8ヶ月がたちました。昨年の春、単身八丈島に移りユリ栽培を再開しています。仕事の様子や身の回りの出来事、風景などを週に1〜2度書いています。
三宅島の火山活動は沈静化に向かっていますが、いまだ大量の火山ガスを出し続けており島民の帰島を阻んでいます。4月からは東京から週一回東京から三宅島への直行便(船)がでることになり、島民も定期的な日帰り帰島ができることなりました。次は泥流、火山ガスの安全対策をしたうえでの希望島民の夜間滞在を含めた帰島を検討してもらいたいものです。砂防ダム工事に並行して住民のためのクリーンルーム、クリーンハウスの建設も進めて欲しいです。            

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6月29日
ここのとこ出荷作業や事務処理に追われHP更新が遅れてしまった。箱詰めしたユリは郵便局から郵パックで出荷する。午前中に箱詰めして昼頃、郵便局に持ち込むと3時頃の飛行機に乗りl東京へ、遠距離でも翌日にはお客さんのところに届けられる。だいたい一日に30〜50箱位の出荷。写真は八丈島三根郵便局、窓口の若い局員さんたちは大変親切で気持ちが良い。
6月19日
カサブランカの出荷が始った。予定通りの開花日だ。今年は暖冬だったが冷蔵球根の植付けが3月、4月なので、その影響は受けず例年並の開花日数で収まった。出荷手伝いに今日、女房が八丈に来た。これから一月半ほどの間夫婦で生活ができる。この時期出荷でおお忙しだが二人で暮らせるのが嬉しい。
6月12日
夏の産直ユリが始った。4月の中旬に植え付けたスカシユリ「アキタ」が咲いた。鮮やかなオレンジ色、このあとピンク系、赤系、黄系の違ったスカシユリが順次開花する。夏にスカシユリを販売するのは初めてなので各品種とも少しづつ植え付けた。
6月8日
夏用オリエンタル系ユリの最終植付け(5月下旬)「マルコポーロ」はまだ芽がでたところ。8月の観光シーズンに島のお土産用に売ってみる予定で植え付けた。今までは7月中旬に出荷終了になるように植え付けていたが、販売期間を延ばしてみる事にした。
6月1日
3月下旬に植付けをしたユリがかなり生長した。向かって右側はカサブランカ、左側はピンク系のソルボンヌ。今月20日頃から出荷スタートになりそうだ。夏のユリは温度管理による開花調整ができないので、冷蔵庫(−2度)から球根を出す日で開花日が決まってしまう。6月15日から20日の間に出荷が始るようにと、3月の18日に横浜の冷蔵庫から球根を出した。出荷スタートはまあ計画通りにいきそうだ。よしよし。