3月


                                2月の記録

2000年9月全島避難で住み慣れた三宅島を後にし2年6ヶ月がたちました。一昨年の春、単身八丈島に移りユリ栽培を再開しています。仕事の様子や身の回りの出来事、風景などを週に1〜2度書いています。
3月末には「火山ガス検討委員会」の最終答申が出されるとのことです。4月からは数日間の滞在型一時帰島も予定されています。
ひたすら待ち続けた2年半でしたが、そろそろ帰島に向けた動きも出るのではと期待しています。
このところ、ちょっと体調不良で更新が滞っていました。まとめてUPしました。

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3月30日
先月22日のスカシユリが一ヶ月少々で約1メートルにも成長した。あと1週間位で出荷ができそうだ。スカシユリは主に島内販売の予定だが、売り切れるかは?。急いでネット販売の準備もしなければ!!
3月26日
10日前の3月16日は下の写真の通り、一部が少し咲き始めた状態だったのが、今日はこの通り満開になった。特に秋植え春咲き球根植物の開花のスピードは目を見張るものがある。観光客の皆さん、この週末はフリージアの鑑賞と無料摘み取りには最適だと思いますよ。
3月22日
22、23日と八丈島産業祭が開催される。今日はあいにくのシケ模様だったが、同時に行われる農産物品評会に行ってきた。八丈島は観葉鉢物と観葉切葉の産地で、三宅島では見られない植物も多く、参考になる。写真はロベ(フェニックス・ロベレニー)の鉢物で東京都知事賞に選ばれた菊池國仁(大興園)氏。以前私は同氏にユリの産直を教えてもらい、今はハウスを貸して頂いており、感謝!感謝!の人です。
3月16日
今年は2月3月と気温の低い日が続き、フリージアも例年よりは遅れているようだ。3月21日から4月5日までフリージア祭り、その頃には咲き揃うだろう。逆に昨年は気温が高くフリージア祭りの頃には花も終わりに近かったような記憶。まあ天候次第だから、仕方ないでしょう。イベントを企画する方も天気相手でご苦労が多いですよね。私もユリの開花時期で生活が左右されるので大変ですが、、。
3月11日
先月22日はまだ小さかったが、20日間で80センチに伸び蕾も覗かせてきた。4月上旬頃の出荷になるだろうか?入学式などもひかえ、島内で結構売れてくれるかな?産直の注文はあまり多くない。やはりオリエンタル系の方が売れるのかもしれない。来年は春出荷のカサブランカを作ってみる予定。
3月8日
ここは家族の避難先、北区の都営住宅内公園。私の隣は次男の隆志。避難した時は中学一年生で私より背が低かったが、この春卒業で、もう私より十数センチ背が高くなった。長女、長男の中学生時代は時間を共有してきたが、隆志とは中学生の時期を離れ離れで過ごしてしまった。父親としては寂しいが、それでも素直に成長してくれたのはありがたいことだと思っている。
3月4日
三宅村認定農業者で鹿児島、種子島の農業視察を行った。今まで八丈島、三宅島がレザーファン(フラワーアレンジ用シダ)の産地であったが、現在では新興の種子島が日本一。種子島の第一印象は、広い!高い山がなく農地の広さは島ではないみたい。県、町、JAで強化パイプハウスの68%補助をして、レザーファンの産地化に力を入れている。さとうきび、畜産が盛んなので、堆肥も十分に投入し、品質は素晴らしいものであった。八丈、三宅も負けずに頑張らねば!