2004年11月

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2000年9月全島避難で住み慣れた三宅島を後にし4年2ヶ月がたちました。2001年の春、単身八丈島に移りユリ栽培を再開、この春からは家内も八丈に移り夫婦で仕事ができるようになりました。
仕事の様子や身の回りの出来事、風景などを紹介いたします。

来年2月に三宅島避難指示解除(帰島)が決定しました当園も来春からは、八丈島での栽培継続と三宅島の農地復旧とを並行してやることになる予定です。


三宅島では、レザーファン栽培のハウスが多数あったので、ユリは2年程度作ったあとは、植え付けハウスを変えていました。八丈島ではハウスの数が限られているので、同じ場所で3年半、作り続けたせいか、お正月用の一部に連作障害が出てしまいました。今回のオリエンタル系ユリは、早めの方が品質的には良いようです。

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11月20日
島嶼P連の大会が八丈島で行われた。2年に一度、各島で持ち回り、今回は八丈島で開催され、アグネスチャンさんの講演等多彩な催しだったそうだ。最終日某ホテルにて懇親会が行われ、八丈の知り合いの方から花の飾りつけを依頼され、初めての経験ながらやらせて頂いた。丁度ピンク系のマルコポーロとコナモーレが咲き始めていたので使って活けてみました。手前はテーブルに飾るアレンジメントです。自分にとっても良い経験になりました。(悦子記)
11月14日
八丈町社会福祉協議会主催の福祉バザーが小学校体育館で行われていたので、出かけてみた。10時会場直後にはすでに黒山の人だかり、大型家具、中古家電製品、食器、服などのリサイクル品、島の作業所の方々が作ったお菓子や小物など実に様々な品物が所狭しと並べられ、皆真剣に品定めしていた。体育館の外では、観葉植物の鉢物やサツマイモなどの野菜も安く販売しており、大勢の人が
買っていた。 郵便局の職員さんはじめ地域の色々な方が協力しており、お昼までにはほぼ完売だったそうだ。 このようなバザーは年に2、3回は行われているようで、皆さん慣れている感じだった。
11月12日
去年植えつけたレザーファン、三宅島ではレザーのハウスが最盛期には1000坪位あり、主な仕事だったが、八丈島では試しに100坪ほど作ってみた。 なかなか手入れが行き届かず、切前の時期を逸してしまい、このように繁りすぎてしまった。急いで切り葉を始めたところです。ユリの出荷、サンダーの出荷と重なってしまったので、毎日少しずつしか切れず、古い葉も整理しながらなので、未だ暫くかかりそうです。
11月9日
お歳暮用に作ったオリエンタル系ピンクユリ、マルコポーロがこのところの暖かい陽気のせいか、大分膨らんできた。本来は今月末ぐらいの出荷を予定していたのだが、10日ぐらい早くなった。毎年、同じように植えつけても、天候によって、開花時期がずれてしまうのが、悩みの種。今年のお歳暮ユリは大分早くなってしまいそうです。
11月5日
9月に植えつけたサンダーソニアがまもなく出荷時期を迎える。今回もニュージーランド産の球根を使用した。春に植えたサンダーソニアの球根も使用しているが、まだ余り大きくはなっていないので、今回はもう一回り球根が肥るのを期待している。サンダーソニアは共同出荷により、市場に出荷していますが、一部産直販売も可能ですので、ご希望のお客様はお問合せ下さい。
11月4日
今日は、サンダーソニア出荷組合の島内視察。メンバーは7名で、各圃場を回り、栽培方法、切前、規格の目合わせを行った。普及所、園芸試験センターの先生も同行しアドバイスを受けた。サンダーは補助事業により、立派な鉄骨ハウスで作られているが、私は、パイプハウスで少量作っています。