2004年12月

西暦 平成
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2000年9月全島避難で住み慣れた三宅島を後にし4年3ヶ月がたちました。2001年の春、単身八丈島に移りユリ栽培を再開、この春からは家内も八丈に移り夫婦で仕事ができるようになりました。
仕事の様子や身の回りの出来事、風景などを紹介いたします。

来年2月に三宅島避難指示解除(帰島)が決定しました当園も来春からは、八丈島での栽培継続と三宅島の農地復旧とを並行してやることになる予定です。


三宅島では、レザーファン栽培のハウスが多数あったので、ユリは2年程度作ったあとは、植え付けハウスを変えていました。八丈島ではハウスの数が限られているので、同じ場所で3年半、作り続けたせいか、お正月用の一部に連作障害が出てしまいました。今回のオリエンタル系ユリは、若干ボリュームの少ないものが混じりますので、その分他の花(スカシユリ又はサンダーソニア又はストレチア)を添えて調整させて頂く可能性があります。


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12月中旬以降、出荷作業・事務処理でクタクタになってしまい
更新作業ができませんでした。すみません。
12月4日
お正月用のスカシユ・LAユリが大分大きくなった。写真はカリフォルニアという赤色のLAユリ。
今年は暖冬のため進み方が早く、加温は未だしていないが大分膨らんできている。加温するかどうか迷うところだが、もう少し様子をみてからにしよう。カサブランカはひょっとすると無加温で正月前に咲いてしまうのではとういう状態だ。オリエンタル系ピンクユリとカサブランカとスカシユリ・LAユリを別々のハウスに植えてあるのだが、これから温度調整でこれらの違った種類のユリをお正月前に同時に咲かせなければいけない。
12月2日
近くの小学校の3年生がハウスの見学に来た。30分程度だったが色々な質問が飛び出して、さすがに島の子達、園芸に興味を持ってくれたようだ。八丈島では園芸が盛んだが、後継者は不足しているようなので、このような機会を作ってもらうのは非常に良い事だと思う。農業は大変だけど、楽しい事、やりがいのある仕事である事が少しでも伝わっただろうか。小学生の子供達と接するのは久しぶりだったが、私達にとっても楽しいひと時だった。(悦子記)