2005年2月
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2月25日(三宅島) 22〜26日の間、今月2回目の三宅島滞在。前回は雨のため畑仕事ができなかったが、今回は竹の伐採(ハウスの中)をした。噴火前にはレザーファンが植わっていたのだが、レザーファンは絶えてしまい、竹薮になってしまった。私も農地復旧事業を申請しているが、下記「農業関係に関する村の基本的考え方(メモ)」のようなペースでは、農家として生活も再建も出来ないので、自力でできる農地復旧と試験栽培はやっていくつもりだ。 |
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2月24日(三宅島) 三宅村農業委員に「農業関係に関する村の基本的考え方(メモ)」のコピー(右写真)をもらった。 農地復旧事業は帰島後3ヶ月以上後の5月以降、それまで農地に手を付けてはいけないとのこと。本格的な補助事業による施設建設は18年度から予定らしい。それでは農家が農業収入を得られるのは19年まで2年以上かかるということなのか? 避難中、村は、帰島後農業収入があがるまで、農地復旧事業に農家が携わることで、農業を復旧させながら収入も得られるようにしていくと言っていた。しかし農家に対して、農地復旧事業に関する具体的な説明は未だされていない。本件に対する個人的感想 |
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2月18日(八丈島・三宅島) 当園の三宅島での主幹作物はレザーファンだったが、レザーファンは火山ガスの影響を受けやすいので、作目変更も考えなければいけないかもしれない。アシタバは火山ガスの影響をあまり受けないような感じなので、三宅島では先ずはユリとアシタバをやってみようと思う。三宅島の畑の準備ができるまで、八丈島で苗作りをする。写真は八丈島のアシタバの種(知り合いからわけて頂いた)。 |
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2月10日(八丈島) 今日は八丈島のレザーファン組合の島内圃場視察があった。皆さん丁寧な管理をされているという印象を受けた。恥ずかしながら、今回、私のレザーファンハウスは管理不行き届きのため視察を辞退した。今年は手抜きせずに管理と出荷に心がけ、収入に結び付けなければいけないな。 |
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2月8日(三宅島) 三宅島避難指示解除後、6日から9日までの3泊だったが、初めて三宅島に戻った。早速に農地復旧作業をする予定だったが、雨のため、ほんの少し竹を払っただけで、後は家の掃除をしたりで終わってしまった。家の方(左写真)は幸い大した被害も無く、4年半振りに風呂を沸かし入った。気っ持っち良かった〜!!。1日に島に入ってくる人は2〜300人位だろうか、しかし殆どが作業関係の人達で、島民は1〜2割位の感じだ。 |
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2月2日(三宅島・八丈島) 今日は、三宅島民の第1陣が三宅島に到着した。頻繁に出るテレビのニュースには懐かし人々が映っていた。私は八丈島三宅島を行ったり来たりすることになるが、来週あたり一度帰るつもりだ。ニュースでは島内ガスマスク携帯義務や高濃度地区への立ち入り制限の話が頻繁に流れている。行政は自己責任での帰島を強調しながら、条例で規制をいろいろかけてくるようだ。もちろん行政からの火山ガスに関する情報提供と、各自の火山ガスに対するリスク管理は必要なことだが、「火山ガスに対する安全確保に関する条例」は誰のためのものなのか?よく分からない。 左写真は、昨日八丈冨士に降った初雪。この冬一番冷え込み(だと思う)で2度C位まで下がったようだ。 |
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2月1日(三宅島) 左資料の通り、三宅村が主体となって「三宅島帰島引越プロジェクト」が発足しました。 行政の係わった避難指示解除に伴う引越しプロジェクトだから、価格的に配慮してくれているのかと思ったら、やたら高いと言う話を聞いた。先日(1/28)私も村から郵送された資料の 0120−27−9265に東京都北区から三宅島自宅へ小型家庭用冷蔵庫1ヶ送る場合の見積もりを求めたところ、単身パックカーゴに入れて11万円とのこと。高すぎるとの抗議に対しては、三宅村引越しプロジェクトで決まったものだから、料金変更はできないの一点張り。参考までにヤマト引越しセンターに小型家庭用冷蔵庫を八丈島に送るといくらかと問い合わせた。現在、伊豆諸島は「単身パック」は使えず、「ちいさな引越し便」になるとのこと。梱包して送って4900円とのことだった。 三宅より遠い八丈島が4900円で、三宅島だと11万円!! この件に関しては、多くの島民が理解できないと言っている。村は島民を納得させるだけの根拠を示す必要があるだろう。 |