2005年6月

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4年半ぶり、三宅島避難指示が解除となりました。
避難中、多くの方々のご支援ご協力により、八丈島で営農を続けることができました。
本当にありがとうございました。


当園は現在、八丈島での栽培継続と三宅島の農地復旧と試験栽培を並行して行っています。
ユリを主体に八丈島での営農は今後も続けていきますが、三宅島で何をどのように栽培するかは、
一年間をかけて検討したいと考えています。


避難指示解除後の2月に三宅島で植えつけたスカシユリ、今回は火山ガスの影響も受けず、先月無事出荷する事が出来ました。
これからの三宅島の農業復興には難題山積ですが、可能性はあると信じています。
希望を捨てず思考錯誤しながらこれからも頑張りたいと思います。


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6月26日(八丈島)
今年は、植え付けが少々遅れたので、お中元用ユリの出荷もやっと本格的になり始めた。今月も娘が手伝いに来てくれたので助かるが、三宅島に植えたカサブランカもそろそろ始まるので、そちらの方も気になり出している。避難中猶予されていた確定申告も今月が締め切りなのにまだ出来ていない、、、。とにかく忙しい、、、。
6月17日(八丈島)
これまた予定より遅れてしまったが、梅雨の合間をみて「シマトウガラシ」の苗を植えつけた。ハウスでの花卉栽培しかやったこのない私だが、今年から露地の野菜栽培に挑戦するつもりである。私は八丈島へ来て初めて「シマトウ」を知った。青くて小さな唐辛子だが、兎に角「辛い」ことと「香りが良い」ことは保証付。刺身にはワサビよりシマトウ、蕎麦には七味唐辛子よりシマトウ、スパゲッティにもシマトウ、、などなど、お勧めです。
今年は50本位しか植えませんでしたが、収穫の暁にはネット販売を予定しておりますので、よろしくお願いします。
6月13日(三宅島)
予定を大幅に遅れたが、アシタバの(試験的)植え付けを始めた。八丈島で作った苗を植え付ける予定だったが、先ずは三宅の苗を植え付け、八丈の苗は来週あたりに植え付けたい。本当は5月上旬に八丈の苗を植えつけたかったのだが、、、体一つでは、三宅島と八丈島の両方の仕事をこなすのは、かなり大変だ。三宅島の方は、以前手伝ってくださっていたHさんとIさんに協力して頂けることになり、大いに助かっています。
6月11日(八丈島)
噴火前は三宅島島内消費用に花壇苗を年間3万ポット位作っていたが、今春から三宅島のお客さん用に少しだけ花苗を作り始めた。三宅島で作るのはちょっと無理だったので、八丈島で作って、東海汽船に積んで三宅島の商店で売ってもらった。私自身では少ししか作れなかったので、結果的にかなりの数を八丈島の生産者から購入することになってしまった。三宅島で島内消費用花苗生産をすべきかどうか、と言うか、できるかどうか?思案中である。
6月10日(八丈島)
季節外れの台風4号。勢力は強いし、伊豆諸島南部に向かっているし、下記のようにまだビニール被覆をしていないユリハウスはあるし、この数日間ハラハラドキドキの心理状態だった。しかし、今日になっても、波がいっこうに高くならない。これは大した風は吹かないなという気がしたが、案の定台風最接近時にも、殆ど風は吹かなかった。神様に感謝したい気持ちです!。
6月6日(八丈島)
今年借りたハウスに植えたお7月出荷用カサブランカも、まあ今のところ順調だが、ビニールの張り遅れから、開花時期が若干遅れるかな?とちょっと心配。
6月2日(三宅島)
6月の三宅島は苦っ竹(竹の子)の時期。特に伊豆地区は竹(竹というか笹というか)の多いところなので、他の地区の人も採りに来るようだ。茹でて冷凍にしたり、茹でて塩漬けにしたりして重宝な保存食なる。ちょっと苦味があり、初めて食べるとあまり美味しいと思わないが、食べなれると病み付きなる味。私も毎日5年振りの「三宅の苦っ竹」を堪能している。兎に角ウッメエ〜!。