2006年4-5月

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三宅島避難解除から2年目に入りました。一年目は、ユリの産直が再開できるかを試してみました。結果としては「出来る」でしたが、八丈島と三宅島両方で同時にやるのは少々きつかったです。
今回は島内消費用花苗・野菜苗作りを再開してみましたが、これは今後とも「出来る」という感触でした。
次は本命のアシタバ栽培・販売が採算に乗るかです。農地復旧事業がようやく終わり、これから種まきと苗を移植しアシタバ栽培に挑戦です。来年出荷スタートですが、当園としましては、生葉の産直と粉末加工品の販売を検討しています。その際は、皆様よろしくお願い致します。



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5月28日(八丈島)
来月からお中元用夏の産直ユリ出荷が始まるので、チラシなどを作り始めた。5500円オリエンタル系ユリセットと3500円スカシユセットが中心だったが、今回は、4500円オリエンタル系ユリ・スカシユリセットを追加することにした。オリエンタル系ユリ(カサブランカかピンクのソルボンヌ)2本とスカシユリまたはLAユリ5本以上のセットで送料・税込み4500円です。
5月12日(三宅島)
この畑、噴火前はビニールハウスでレザーファンを作ってたが、アシタバの苗を植えつけた。あと何ヶ所かの畑にもアシタバを植え付けているので、来春には出荷スタートできるだろう。
5月3日(八丈島)
東海汽船の東京ー三宅島ー御蔵島ー八丈島航路を利用する人は、殆ど三宅島で下船する。八丈島まで船で来る人は少なく、時には10人位のこともある。しかしさすが大型連休、今日は超満員で通路にも毛布をひいて寝る人も多くいた。高気圧が勢力を強め、晴れて絶好の行楽日和になりそうだ。
4月27日(三宅島)
最近まで水温が15度位と非常に低く、イセエビ漁もまったくの不漁だった。前回は1キロ3匹しか獲れなかったのが、今日はなんと50キロ150匹位獲れた。水温が20度位に上がり、今までじっとしていたイセエビが一斉に動き出したのだろうが、こんなに獲れたのは初めてだ。この後も大漁が続き、早々に漁協の蓄養水槽も一杯になり、イセエビ漁は禁漁になってしまった。
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4月25日(三宅島)
噴火前は島内消費用花苗を作っていたが、今回は夏野菜の苗も作ってみた。2月下旬に八丈島で種まきをし小さく育った苗を3月下旬に三宅島へ輸送、ポリポットに鉢上げし定植苗に育てた。島内商店や農協に委託販売してもらったが、多くは作らなかったので3日間で売り切れた。来年はもっと作ってみよう。
4月9日(八丈島)
春用に植えたスカシユリの出荷が始まったので、私は急遽三宅島から八丈へ戻る。今回は球根を多く植えすぎ、産直だけでは売り切れないかもしれない。とにかく注文取りに頑張ろう。

4月1日(三宅島)
噴火前の当園のメイン圃場。ここにはパイプハウスが20棟くらいあり主にレザーファンを栽培していた。5年間の全島避難と火山ガスの影響で、パイプハウスは全壊、竹薮になってしまったが、国の農地復旧事業で農地に復元してもらった。これからアシタバの種まきと、苗の移植をしなければいけない。しかしこれから私自身は夏の産直ユリ植え付け・管理・出荷と忙しくなってしまうので、当園三宅島スタッフのHさん、Iさんにご協力お願いすることになる。