2007年ー10月 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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恥ずかしながら10ヶ月振りの更新です。 三宅島避難指示解除から2年が経ち、どのような形で当園の再建すべきか、三宅島と八丈島を行き来しながら考えてきました。噴火による多大な負債を返済するには、三宅島での施設園芸の再開だけは無理との結論に至りました。 ユリの栽培は、八丈島で妻が八丈町民となり西野園芸として継続する。私は三宅島西野農園として、新規にアシタバ栽培・加工・販売を柱に経営再建を目指す事にしました。 前途多難ではありますが、家族の協力、スタッフの方々の協力、友人・知人の協力そしてお客様の支援のもとに頑張っていく所存ですのでよろしくお願い致します。 |
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10月28日(八丈島) 上京している間に急に台風20号が発生、昨日帰島しようとしましたが、船も飛行機も欠航で戻れず、今朝の飛行機で何とか戻りました。台風対策をしていなかったので先日張り替えたばかりのビニールがまた破れて(最大瞬間風速42.5m)しまいました。ユリに被害が出ているのではと心配でしたが、幸い軽微のもので一安心です。 |
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10月24日(三宅島) 新芽の明日葉の葉だけでつくった「乾燥あしたば」です。来月からネット販売をしますのでお試し頂ければと思います。 |
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10月15日(三宅島) イセエビが解禁になったので、2日程イセエビ漁をしました。水温は高い割には、エビの掛かりが悪く、サイズも小さいでした。そのあとは北東風が続き凪無いので、今回はこれだけ(写真は漁協で検査・仕分けし受け取ってもらっているところ)でした。 |
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10月13日(三宅島) 先月の台風9号で痛んだアシタバの葉を整理した後、新芽が伸びていたので秋の加工をすることにしました。粉末以外の商品も増やしたいので、乾燥新芽アシタバを作ることにしました。茎と葉を分けて柔らかい葉でけで乾燥します。味噌汁に入れたり、スープに入れたりと粉末とはまた違った食感を楽しめるのではないでしょうか。 |
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10月5日(八丈島) 今日は、ルーティング処理が終わったお正月用カサブランカ球根の植え付けです。まだ気温が高いので、遮光ネットで覆い、換気を良くして涼しい環境で育てます。11月からは保温に勤め、夜温が15℃なる頃からは、温風暖房機で加温し開花調整に入ります。温度管理をしながらお正月用として12月25〜29日に出荷するのですが、早く咲いても、遅く咲いてもいけないので、とても神経を使います。 |
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9月29日(八丈島) お正月用カサブランカの植え付け準備です。気温の高い時に球根を植えつけると十分な発根ができず良い切り花ができません。15℃の冷蔵庫で2〜3週間発根を促します(プレ・ルーティングと言います)。芽も伸びていますが、芽を出すのが目的ではありません。 |
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9月7日(八丈島) 当園のユリハウスも台風9号の被害にあい、ビニールが破れてしまいました。ユリの出荷も終わり、植え付けもまだしていないので作物被害が無くて幸いでした。まだまだこれからが台風シーズンですから安心はできません。 |
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9月3日(三宅島) 昨年春に植えつけたアシタバですが、今年の春、加工用に収穫しましたが、秋には殆ど花が咲いてしまいました。苗を植えると、種を直播するよりもはやくトウが立つ(花が咲く)ようです。直播きが良いのか、苗の植え付けが良いのか、まだ試行錯誤中です。 |
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8月9日(三宅島) 野外教育事業所「わんぱく大学」のサマーキャンプの子供たちが当園のアシタバ畑の見学に来ました。体験学習ということで、アシタバの中の雑草取りを手伝ってもらいしたが、初めての経験にもかかわず、一区画を綺麗にしてくれました。ご苦労様でした。 |
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7月12日(八丈島) 夏の産直ユリ発送もピークを過ぎ、一部余ったユリは、花を摘んで球根を来年再使用することにします。写真は淡いピンクのオリエンタル系ユリ「ティアラ」です。美しい花型と色合い、それに花粉を取り除かなくも花粉が落ちない品種なので、個人的にはお勧めのユリです。お歳暮・お正月用にも植え付けを予定していますので是非お試し下さい。 |
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5月15日(三宅島) 八丈島の明日葉加工の諸先輩の方々にアドバイスを頂きながら、一応満足のいく粉末明日葉を作ることができました。農薬を使わずに自分たちで育てたアシタバを目の届く範囲の量で自分で加工します。添加物・着色料など一切加えずに作った粉末明日葉です。安心して飲んで頂けるものと自負しております。(味・風味などにつきましては、さらに改良に努力してゆく所存です。) |
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5月12日(三宅島) 島から明日葉の販売形態としては、生鮮野菜として主に農協経由で内地の市場へ出荷するかたちと、加工品(主に乾燥粉末)にして、食品メーカー、商店、個人は販売するかたちがあります。八丈島では生産されるあしたばの概ね8割が加工原料になりますが、三宅島では生鮮野菜としての出荷が主です。 当園では、輸送の問題、周年安定供給、採算性などから、明日葉の粉末加工を主体にすることにしました。写真は自宅前に建設中の明日葉加工所です。 |
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5月(三宅島) このアシタバは畑のまわりに自然に生えているものです。2年目のものですが人の背丈くらいに育っています。肥料をやらなくても、消毒をしなくてもこんなに元気に育つのですから感心してしまします。それに栄養満点、健康にも良いのですから多くの人に食べてもらいたいものです。私も噴火前は施設園芸専門でしたが、これからは自然に近い状態でのアシタバ栽培を目指します。 |